ミシガンの魅力
琵琶湖は一大レジャー基地
琵琶湖は関西の人にとっては、とても身近なレジャー基地です。ドライブ・水泳・キャンプ・サイクリングなどなどさまざまな楽しみ方ができます。周辺の山々にまで範囲を広げれば、スキーや登山も可能です。また、大きく見れば京都の文化圏の一部なので、三井寺・石山寺・日吉大社に代表される古社寺も少なくありません。
とはいえ、特に遠方からの人にすれば、やはり魅力は琵琶湖の大きさでしょう。670平方キロメートルあり、第2位の霞ヶ浦(168平方キロメートル)の約4倍の広さがあります。
湖の特徴を楽しむには
遠方からの旅行者にすれば、やはりこの大きさを楽しみたいのではないでしょうか。もちろん、岸から眺めるだけでも、対岸の遠さで大きさが実感できます。しかし、これでは海を眺めるのと変わりはありません。そこで注目してもらいたいのがミシガンです。
湖ならではの静かな水面をゆっくりと進みます。しかも、船のデザインも推進方法もノスタルジックな外輪船です。また、ある程度の高さがあるので、比叡山など周囲の眺めも抜群です。風にでも吹かれれば、日常生活での疲れも一気に吹き飛ぶでしょう。
効率よく楽しめる琵琶湖南部の旅
1時間、あるいは1時間半と絶妙な乗船時間なのも、ミシガンがお勧めできる理由のひとつです。乗り飽きるほどは長くなく、乗船前、あるいは乗船後に周囲の観光スポットに足を延ばす余裕も残ります。
ミシガンを核にした琵琶湖南部の旅は、時間の使い方の効率もよく、きっと実りの多いものになるでしょう。
柳本 学